今宵は、わが国よりも性の描写に関して大らかな国のひとつ、あのラテンの国・メキシコ発のいかにも風変りなSF映画作品のご紹介です。
■The Untamed(2016)
メキシコ・デンマーク・仏・独
ノルウェー・スイス合作
監督:アマト・エスカランテ
出演:シモーネ・ブッチョ(ヴェロニカ)
ルース・ラモス(アレハンドラ)
若く美しい女性アレハンドラは、夫アンヘルの暴力に悩まされながら、二人の幼子を必死で育てていた。しかし、そんなアレハンドラの苦悩を気にする素振りも見せない夫は、密かに彼女の弟ファビアンとも肉体関係を結んでいたのだった。そんなある日のこと、森の奥で変わり果てた姿のファビアンが発見される。失意に暮れるアレハンドラは、ファビアンの友人ヴェロニカの勧めで、弟が発見された森の奥にポツンと立つ小さな屋敷を訪れることに.....。そこで彼女を待っていたのは、軟体動物のような長い触手を持つ謎のクリーチャーだった...ちなみにこちらの映画は、当ブログの過去記事でご紹介させていただいたあのメキシコ映画「
バトル・イン・ヘブン」の助監督を務めたことのある”アマト・エスカランテ”監督が、 「究極の快楽」をもたらすというクリーチャーの恐怖を描いたSFスリラー作品になるのですが、その映像美や独自の世界観などが各国の映画祭などで話題を集め、第73回ベネチア国際映画祭で”銀獅子賞(最優秀監督賞)”に輝いた注目すべき作品のひとつになるかと思います。
ま、なんせこちらの映画、「SFエロティックスリラー」という風に形容されていることからもわかるように、劇中登場する怪しい軟体生物のもつ特技というのが、なんと!人間を含む動物たち全てを
究極の快楽に導く(要するにイカせる!)ことだというから、もうビックリ~!!そう、とにかくこの軟体生物ときたら、作品の前半、シモーネ・ブッチョ演ずる全裸(アンダーヘアもろ出し)のヴェロニカのお股を攻め立ててみたり、さらに映画の後半でルース・ラモス演じるアレハンドラに絡みつき、口&マ★コの中にペニスそっくりな触手をこれまた突っ込みまくるなど、もうやりたい放題やらかしちゃってるんですよね。(笑)
そんな謎のクリーチャーの造形(CG)は、2016年に公開されたアメリカ映画”
ローグワン/スターウォーズストーリー”のVFXを担当したスタッフたちが手掛けたもので、ほぼパーフェクトな仕上がり具合!これだけでも充分見る価値があると思われるメキシコ発一般(エロ)映画、「The Untamed」の動画をご覧になりたい方は、続きを読むをクリック。
※The Untamedの映画紹介HP(英文)はこちらから↓
https://www.imdb.com/title/tt5265960/